他の業界の方との会話って、自分の知らない世界が見えて面白いですね。
医薬品業界も、やはり厳しいみたいで、株価がのきなみ落ちているそうです。
不況になると、人を削減という話ですよね、、、はぁ。
長期的な視点が必要な研究部門を削減する・・・そういう経営者判断で株価を上げてはいけませんよねぇ。
ちなみに、「研究に力を注いでいる」という武田薬品工業<4502>の株価チャートを見ながら、
この先、どうなるのかしら~と考えたりしています。
こうやって、いろいろ考える習慣をつける事が大事なのだそうです。
ま、40万円じゃ、買えませんけどね。
今までは、良い商品を買って、それが売上げ高となり、会社が儲かって、それが一つの指標となっていました。
今は、個人投資家でも、株を買う事が可能になっています。
すると、商品ではなく、会社の株を買う事で、会社を評価する事が出来ます。
ただし、株を買う人は、会社の業績を純粋に判断しているわけではありませんよね。
例えば、大企業が人員削減を決定した場合、
儲けたくてやっている場合が多いので、良い会社が悪い判断をすると、
どうせつぶれないだろう、、、有料株を安く買うチャンスだ!と買いが入る場合があります。
その場合、悪い判断だ、と思っているにも関わらず、株価は上がります。
株主を無視した経営は問題ですが、自分勝手な思惑で動いている株価という指標を
経営の方向性や、妥当性(決定に対する市場の評価)として使うのは問題です。
儲けたい!という感情とは裏腹に、中小企業(零細企業サイズの会社も含め)が、
上場せず、人員削減もせず、高い利益を上げているのを見ると、ほっとしたりします。
日本人って、結構お金を持っていると思うんですよね。
ただ、自分の意見や意志を持って投資している人の割合はどうでしょう?
雑誌や、テレビや、専門家の発言でみんなが同じ株を同じように同じ時期に買ったら・・・
市場を動かす事も可能ですよね。危険だわぁ。
株価が会社の評価として、使われている事を考えると、テクニカル分析で儲かりそうから、、、
というだけではなく、その会社の商品は世界の役に立つのか?どういう経営方針なのか?
という事も、考慮して、自分なりの判断を持たないといけないなぁ、と感じます。
甘いかもしれませんが、人員削減する会社の株は、持ちたくありません。
ま、そういう事は、儲かってから言え、という話もありますが(^^;
松下幸之助さんが、昭和41年、不況で会社がつぶれるか、人員削減するか、という時に、高級車を買った話を思い出しました。頑張っている会社は応援しないと、という気持ち、大切にしたいですよね。
上場するのは、信頼にもなるでしょうが、借金できるのが大きいですよね。
知名度もあがるし。
でも、もし自分が、成功確実でちょっと今までのビジネスモデルとは違う会社を起業する時に、
上場するか?と考えると、疑問なのです。
これから伸びていく成長会社が、従来同様に、上場という形式を選ぶか?
結婚しなくても、同居でいいじゃない~というイメージでしょうか。
別に、戸籍は必要じゃないしさ。
2009年2月14日土曜日
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